理性と信仰 : 法王庁のもうひとつの抜け穴

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理性と信仰 : 法王庁のもうひとつの抜け穴

アラン・ド・リベラ [著] ; 阿部一智訳

新評論, 2013.6

タイトル別名

Raison et foi : archéologie d'une crise d'Albert le Grand à Jean-Paul II

タイトル読み

リセイ ト シンコウ : ホウオウチョウ ノ モウ ヒトツ ノ ヌケアナ

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注記

原著 (Seuil, c2003) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

薄闇せまる現代世界に中世の真夏から差し込む光。理性を欠いた信仰(原理主義)と信仰を欠いた理性(道具主義)がせめぎあう現代。いまこそ、理性と信仰が同じひとつの源泉—すなわち「神秘」—で湯浴みしていた西洋中世哲学の最盛期を顧みるべき時。そこには今日の人類を未来へみちびく抜け穴がある。「考えること」と「信じること」、その最良の関係を模索してきた「大学」。リベラルアーツ(一般教養)とは、本来何だったのか。

目次

  • 序論 社会学者とローマ法王
  • 第1章 トマス・アクィナスを忘れる あるいはアルベルトゥス・パラダイム
  • 第2章 アルベルトゥス・マグヌスの哲学構想
  • 第3章 哲学者・占星術師・降霊術師
  • 第4章 教授たちの哲学
  • 第5章 信仰と理性アヴェロエス対トマス・アクィナス
  • 第6章 哲学と神学 アルベルトゥス・マグヌスによれば
  • 第7章 知的幸福を経て至福の生へ
  • 結論 ビリーグラハム・チルドレンとメッカコーラ・チルドレン

「BOOKデータベース」 より

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