からだ
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からだ
(人生をひもとく日本の古典 / 久保田淳 [ほか] 編著, 第1巻)
岩波書店, 2013.6
- タイトル読み
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カラダ
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注記
その他の編著者: 佐伯真一, 鈴木健一, 高田祐彦, 鉄野昌弘, 山中玲子
解説 (鈴木健一): p131-138
人名解説・作品解説: p139-150
内容説明・目次
内容説明
誰もがまずは自分自身の身体をともなって、この世に誕生します。生きている限り、自分のからだとつき合っていかなくてはなりません。平安貴族のダイエット、咳をいたわる世阿弥、ふぐを食べる芭蕉…。病いや老いの心配、心身のバランスの工夫、飲食の楽しみなど、「からだ」をめぐる多彩ないとなみを古典文学のなかに探ります。
目次
- 1 身体という器(やっぱり顔?—『枕草子』第三十段;私の熱い血汐に触れてごらんなさい—与謝野晶子『みだれ髪』 ほか)
- 2 体の保たせ方(自分の心配は自分で—『九条右丞相遺誡』;足を伸ばすことから始めよう—良寛の漢詩 ほか)
- 3 衰え行く身体(老いを見つめる—『万葉集』巻五・山上憶良「沈痾自哀文」;光源氏も老いる—『源氏物語』若菜下巻 ほか)
- 4 食事の風景(無常と享楽—『万葉集』巻六・九九五・大伴坂上郎女;食いたいだけ食う—『徒然草』第六十段 ほか)
- 5 飲酒さまざま(酒は憂いの玉箒—『万葉集』巻三・三四三・大伴旅人;ゆったりと酒を飲む—賀茂真淵『賀茂翁家集』 ほか)
「BOOKデータベース」 より