先住民アイヌの曙光 : 民族自決権の奪回へ
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先住民アイヌの曙光 : 民族自決権の奪回へ
社会評論社, 2013.6
- タイトル読み
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センジュウミン アイヌ ノ ショコウ : ミンゾク ジケツケン ノ ダッカイ エ
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注記
主な参考文献: p363
内容説明・目次
内容説明
アイヌのエシカ(長老)武利誠、一九二九年に釧路のハルトリ(春採)に生まれる。八〇年をこえるその人生は、差別と迫害、貧困と向きあった苦難の道程であった。このエシカの語りを主軸に、今なお先住民族としての権利は回復せず、同化政策に曝されているアイヌの現状を、現地取材と歴史的考察で描く。
目次
- 1 あるエカシの記憶(幻影の釧路川左岸;見捨てられた“土人部落”;「そよかぜ団」;内なる劣等感との決別)
- 2 突きすすむ「同一化列車」(消滅した集落;官主導のアイヌ団体;手垢のついた日誌;お為ごかしの「ウタリ対策」)
- 3 アイヌのことはアイヌで(エカシの怨声;「物乞い主義」からの脱却;共同浴場からみえる曙光)
「BOOKデータベース」 より