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柳田国男を読む

赤坂憲雄著

(ちくま学芸文庫, [ア2-6])

筑摩書房, 2013.7

タイトル別名

柳田国男の読み方 : もうひとつの民俗学は可能か

タイトル読み

ヤナギタ クニオ オ ヨム

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注記

「柳田国男の読み方 : もうひとつの民俗学は可能か」(1994年刊)の改題,増補

巻号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

日本民俗学の祖、柳田国男。しかし、稲作・常民・祖霊に代表される「一国民俗学」は、果たして柳田の真の到達点なのだろうか。そこに至る道のりの中にこそ、未来へと向かう思想の豊かさがあるのではないか。かつて『柳田国男の読み方』で著者は、固定的な従来の解釈を退け、丹念にテクストを掘り進めることによって、柳田の思想の射程と深度に迫る清新な読みを提起した。それから20年近く。繰り返し柳田のテクストに立ち戻り、その本質を問い続けてきた結晶が本書である。『柳田国男の読み方』に加え、著者最初期から現在までの代表的論考4編を収録、柳田思想の可能性を現代に問う。

目次

  • 第1部 柳田国男の読み方(民俗学以前;物語の発見;山の力、そして畏怖;漂泊から定住へ;北の異族、南の同朋;民俗学への出立)
  • 第2部 一国民俗学を越えて—未来への遺産(柳田国男/幻像としての常民;一国民俗学を越えて;『会津物語』は可能か;柳田国男の初志を受け継ぐ)

「BOOKデータベース」 より

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