荘子
著者
書誌事項
荘子
(ちくま学芸文庫, [ソ4-1],
筑摩書房, 2013
- 内篇
- 外篇
- 雑篇
- タイトル別名
-
荘子
- タイトル読み
-
ソウジ
大学図書館所蔵 全109件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
-
大阪公立大学 杉本図書館図書館
内篇124.25//SO63//896511702689651,
外篇124.25//SO63//044911702704492, 雑篇124.25//SO63//130511702713055
この図書・雑誌をさがす
注記
「世界古典文学全集」第17巻(東京 : 筑摩書房, 2004.5)の文庫化
内容説明・目次
- 巻冊次
-
内篇 ISBN 9784480095404
内容説明
現代人の疲れた心に沁みわたる、古代中国が生んだ最高の解説の哲学。人間の醜さ、愚かさ、社会の息苦しさから自由になりたいと願った荘子は、彼一流の人を喰った諧謔を武器に、世俗的な価値観一切をちゃかし、切り捨てていく。しかし、常識の世界と決別しただけでは絶体的な精神の自由を手にすることはできない。すべての苦脳は己の物差しでものごとを捉えることからはじまると考えた荘子は、自我を放棄し、大自然と合一する道を究めていく。「内篇」「外篇」「雑篇」全三篇のうち、荘子の思想をもっともよく伝えるとされるのが本巻の「内篇」。碩学二人の手による『荘子』訳注の決定版!
目次
- 逍遙遊篇第一
- 斉物論篇第二
- 養生主篇第三
- 人間世篇第四
- 徳充符篇第五
- 大宗師篇第六
- 応帝王篇第七
- 巻冊次
-
外篇 ISBN 9784480095411
内容説明
「内篇」で展開された荘子思想のエッセンスを、会話形式による寓話や箴言の形にまとめた「外篇」。老子や孔子、列子など、中国の賢人たちによる精神の自由についてのハイレベルな会話も、福永・興膳両碩学によるテンポのよい訳で、楽しみながら理解することができる。「外篇」は荘子の思想が中国文化に与えた影響を知る上でも重要であり、たとえば“真の絵描き像”を論じた「田子方篇七」は美術史家によく引用され、「天運篇三」の“咸池の音楽問答”は、中国が生んだユニークな音楽論として知られる。「ひそみにならう」等、故事の由来がわかる話も多く、どこから読んでも楽しめる。
目次
- 駢拇篇第八
- 馬蹄篇第九
- 〓(きょ)篋篇第十
- 在宥篇第十一
- 天地篇第十二
- 天道篇第十三
- 天運篇第十四
- 刻意篇第十五
- 繕性篇第十六
- 秋水篇第十七
- 至楽篇第十九
- 山木篇第二十
- 田子方篇第二十一
- 知北遊篇第二十二
- 巻冊次
-
雑篇 ISBN 9784480095428
内容説明
宋の詩人・蘇東坡が指摘するように、「雑篇」は成立年代が遅く、『荘子』が持つ強烈な思想性もやや薄められている。しかし、そのために文章の自由度は高く、全篇が人を食った痛快な物語が彩られている。例えば偉大な思想家・孔子さまも、その素行を改めさせようと説得を試みた盗人に、「二度とほざくんじゃねえぞ。てめえのいってる道なんざあ、からっけつの中身なしで、でまかせのうそっぱちよ」とやりこまれ、逃げ出すしまつ。漁父篇や盗跖篇、説剣篇、譲王篇など、文学作品として古くから親しまれてきた物語を、正確ながらも娯楽性を重視した、ゆかいな福永・興膳訳で読む。
目次
- 庚桑楚篇第二十三
- 徐無鬼篇第二十四
- 則陽篇第二十五
- 外物篇第二十六
- 寓言篇第二十七
- 譲王篇第二十八
- 盗跖篇第二十九
- 説剣篇第三十
- 漁父篇第三十一
- 列御寇篇第三十二
- 天下篇第三十三
「BOOKデータベース」 より