売笑三千年史
著者
書誌事項
売笑三千年史
(ちくま学芸文庫, [ナ23-1])
筑摩書房, 2013.7
- タイトル読み
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バイショウ サンゼンネンシ
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注記
1956年、日文社より刊行された『改訂増補売笑三千年史』より、本文「売笑三千年史」を文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
柳田國男と同時代に活動しながら、いわゆる正統な学者たちが避けたテーマへと果敢に分け入った「異端の民俗学者」中山太郎。主著となる本書を含め、その著作群は一見どぎつい題材とは裏腹に、史料考証を積み重ねたものである。不特定多数の男女が交わりあう各地の神事祭典や各種乱婚・貸妻制など、具体的で膨大な習俗を挙げつつ売買春発生の背景を考察。奈良時代以前の巫娼、平安の浮かれ女、鎌倉の白拍子、室町の辻君と、歴史を追って、つきせぬ情熱で売買春の諸相を総覧する。長らく入手不可能であった幻の書の文庫化。
目次
- 第1章 売笑の発生的考察
- 第2章 国初時代
- 第3章 奈良時代
- 第4章 平安時代
- 第5章 鎌倉時代
- 第6章 室町時代
- 第7章 江戸時代
- 第8章 明治時代
「BOOKデータベース」 より