憲法は、政府に対する命令である。
著者
書誌事項
憲法は、政府に対する命令である。
(平凡社ライブラリー, 792)
平凡社, 2013.8
増補
- タイトル別名
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増補憲法は政府に対する命令である
憲法は政府に対する命令である
- タイトル読み
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ケンポウ ワ セイフ ニ タイスル メイレイ デ アル
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注記
2006年8月 平凡社より刊行されたものに、加筆・修正および付論を増補したもの
内容説明・目次
内容説明
現日本国憲法は国民の権利ばかり書かれているので、現憲法を改正して、国民の義務や責任についても書き込むべきだという主張があるが、これは、そもそも憲法についての根本的な無知からくる妄言である。憲法とは、政府が従うべき最高規則であり、国民ではなく、国会議員や政府にこそ、日本国憲法を遵守する義務がある。
目次
- 第1章 憲法が国の形や人びとの生活を決める
- 第2章 国民には、憲法に従う義務があるか
- 第3章 前文の「われら」とは、誰のことか
- 第4章 日本国憲法は、誰が誰に押しつけた憲法なのか
- 第5章 押しつけられた第九条と安保条約の意味
- 第6章 人権条項は誰のためにあるのか
- 第7章 思想・表現・言論の自由はなぜ必要か
- 第8章 平等のさまざまな意味
- 第9章 政治活動は市民の義務である
- 第10章 政教分離はなぜ必要なのか
- 第11章 憲法の原則を変えることは、もはや「改正」ではない
- 付論 自民党憲法改正草案は、国民に対する命令である。
「BOOKデータベース」 より