事例研究というパラダイム : 臨床心理学と医学をむすぶ
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書誌事項
事例研究というパラダイム : 臨床心理学と医学をむすぶ
岩崎学術出版社, 2013.8
- タイトル別名
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Clinical case study as disciplinary matrix
事例研究というパラダイム : 臨床心理学と医学をむすぶ
- タイトル読み
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ジレイ ケンキュウ トイウ パラダイム : リンショウ シンリガク ト イガク オ ムスブ
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注記
欧文タイトル: Clinical Case Study as Disciplinary Matrix
文献あり
内容説明・目次
内容説明
臨床心理学領域の研究法として、事例研究は本邦において長い歴史をもっている。また事例研究は狭い意味での研究としてだけではなく、実践者への教育、訓練の方法としての価値も強調され、その重要性は「自明のもの」であるかのように語られてきた。しかし、この「自明なものとしての事例研究の重要性」は、近年強い批判にさらされている。そのような批判は、臨床心理学以外の学術領域のみならず、臨床心理学の内部からも巻き起こっている。このような流れの中で今、本書を公表する大きな目的は、現時点で再度、臨床における事例研究の意義を問いなおすということにある。(“序文”より抜粋)。
目次
- 第1部 理論編(臨床事例研究の科学論;「エビデンスに基づく実践」のハイジャックとその救出;質的研究と量的研究;事例研究という質的研究の意義)
- 第2部 事例編(境界例における自己治療的ドラマ;心身症における三つの悪循環;こころとからだの和解の過程;元型的観点からみた摂食障害;心身症と物語;慢性疼痛—痛みは語りうるのか?;過食嘔吐の大学生へのナラティブ・セラピー風心理療法;女子大学生の夢に見られたdismembered body iamgeについて)
- 第3部 総合考察編(あらためて事例研究を考える;対談:ナラティブ・ベイスド・メディスン‐医療における「物語と対話」)
「BOOKデータベース」 より