古事記とはなにか : 天皇の世界の物語
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書誌事項
古事記とはなにか : 天皇の世界の物語
(講談社学術文庫, [2190])
講談社, 2013.9
- タイトル別名
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古事記とはなにか
- タイトル読み
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コジキ トワ ナニカ : テンノウ ノ セカイ ノ モノガタリ
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注記
原本: 『古事記』(日本放送出版協会 1995年刊行)
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
アマテラスとは高天原にあって葦原中国まで貫く秩序の原理である。スサノヲは秩序を根源からゆり動かす巨大なエネルギーだ。オホクニヌシはスサノヲの力を得て国作りを完成する—明快な論理と一貫した作品論的態度による読解で析出される『古事記』の全体構造と世界像とは。天皇の世界たる「天下」を語る物語として、厳密な読みを示した画期的力作!
目次
- 『古事記』の成り立ち
- 第1編 世界の物語としての神話(『古事記』神話への視点;世界の成り立ちの物語;世界の生成—「修理固成」の物語)
- 第2編 天皇の正統性の論理(正統性を保障するアマテラス;古代神話の多元性と『古事記』)
- 第3編 天皇の物語(大八島国の秩序化と朝鮮半島に及ぶ「天下」;めでたく満ち足りた「天下」;悲劇の主人公たち)
「BOOKデータベース」 より