虚無の構造
著者
書誌事項
虚無の構造
(中公文庫, [に-5-5])
中央公論新社, 2013.8
- タイトル別名
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The structure of Nihilism
- タイトル読み
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キョム ノ コウゾウ
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注記
飛鳥新社 (1999年4月刊) を「中公文庫」として再刊したもの
英語タイトルおよび叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
現代人の宿痾であり、退落の生をもたらすニヒリズム。この難敵をどう「手なずけ」るのか。その陰鬱な策略に抗して、人間が培ってきた価値を「保守」するために必要なこととは。本書は思想史をふまえた哲学書であるのと同時に、実践知に満ちた高峰である。
目次
- 序章 虚無について—自覚されざる自己喪失
- 第1章 気分について—頽落の精神
- 第2章 生活について—死の追放
- 第3章 欲望について—制御なき機械
- 第4章 価値について—絶対なき基準
- 第5章 人格について—決意への恐怖
- 第6章 社交について—公心なき社会
- 第7章 言葉について—失語の時代
- 終章 破局について—記号の暴走
「BOOKデータベース」 より