書誌事項

ゾルゲ事件とは何か

チャルマーズ・ジョンソン著 ; 篠崎務訳

(岩波現代文庫, 社会 ; 263)

岩波書店, 2013.9

タイトル別名

An instance of treason : Ozaki Hotsumi and the Sorge spy ring

ゾルゲ事件とは何か

タイトル読み

ゾルゲ ジケン トワ ナニ カ

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注記

原著: 初版 (Stanford University Press,1964)

原著増補版 (expanded ed: Stanford University Press, Stanford, Calif., 1990) の翻訳

人名索引: 巻末p1-10

「崎」は偏:山;旁:竒の置き換え

内容説明・目次

内容説明

尾崎秀実とリヒアルト・ゾルゲはどのようにして出会い、なぜ死刑となったのか。二人が中心となった諜報組織が入手した情報とは何か。それは誰によっていかに活用されたのか。本書は二人の人間像と思想形成を丹念に辿りながら、一九四一年九月に摘発が開始されたこの事件の全体像を英語圏で初めて実証的に解明した著作の増補版であり、本邦初訳である。今も謎に包まれているこの事件を学ぶ上で最良の入門書であるといえよう。

目次

  • 第1章 スパイ活動と政治
  • 第2章 尾崎秀実が受けた影響
  • 第3章 上海
  • 第4章 スメドレーとゾルゲ
  • 第5章 諜報団の組織
  • 第6章 スパイでもあり、識者でもあり
  • 第7章 諜報活動の成果
  • 第8章 逮捕・裁判・処刑
  • 第9章 わが時代の英雄
  • 付章 伊藤律はユダヤだったろうか?

「BOOKデータベース」 より

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