反逆する華族 : 「消えた昭和史」を掘り起こす
著者
書誌事項
反逆する華族 : 「消えた昭和史」を掘り起こす
(平凡社新書, 697)
平凡社, 2013.9
- タイトル別名
-
反逆する華族 : 消えた昭和史を掘り起こす
- タイトル読み
-
ハンギャク スル カゾク : キエタ ショウワシ オ ホリオコス
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注記
参考・引用文献: p205-207
関係略年表: p208-210
内容説明・目次
内容説明
かつて皇室の「藩屏」といわれた華族。大正末期から昭和戦前期、そうした華族社会のなかから、共産党の運動に身を投じ、国の体制に公然と反逆する若者たちがあらわれた。そのうちの何人かは獄につながれ、自死による最期を遂げるものさえ出た。彼らはなぜ共産党の運動に身を投じたのか。それは青年客気の愚行にすぎなかったのか。
目次
- 第1章 「転向」と「非転向」のあいだ—石田英一郎の場合(異端児の片鱗;社会思想研究会へ ほか)
- 第2章 ある名門子爵家の父と子—大河内信威の場合(知恵伊豆の末裔;「黒表」に載る ほか)
- 第3章 学習院グループの共産党事件—「ザーリア」の場合(父たちの議員辞職;やはり秀才 ほか)
- 第4章 死をえらんだ公爵家の娘—岩倉靖子の場合(嫉妬された岩倉家;父の放蕩 ほか)
「BOOKデータベース」 より