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そして日本経済が世界の希望になる

ポール・クルーグマン著 ; 大野和基訳

(PHP新書, 887)

PHP研究所, 2013.10

Other Title

The world looks to Japan's economy again

Title Transcription

ソシテ ニホン ケイザイ ガ セカイ ノ キボウ ニ ナル

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Note

監修・解説: 山形浩生

Description and Table of Contents

Description

バブル崩壊以降、なすすべなく「失われた20年」をすごしてきた日本。1998年に論文「It’s Baaack!」で無為無策を痛烈に批判した著者が、「異次元の金融緩和」で劇的に変化しはじめた日本経済にいま、熱い「期待」を寄せている。なぜ長きにわたってわが国はデフレから脱却できなかったのか。どうして人びとはインフレを過剰に恐れるのか。かつてと様変わりした中央銀行の役割とは。そして日本・世界経済はこの先、いったいどのような未来を描くのか—。アベノミクスの理論的支柱であるノーベル賞経済学者が「ロールモデルとしての日本」の可能性を語り尽くす。

Table of Contents

  • 第1章 「失われた20年」は人為的な問題だ(日本の経済不振は自らが蒔いた種;「流動性の罠」が発動する条件 ほか)
  • 第2章 デフレ期待をただちに払拭せよ(なぜデフレよりインフレが望ましいのか;ピグー効果を相殺する経済条件 ほか)
  • 第3章 中央銀行に「独立性」はいらない(英財務省の一機関だったイングランド銀行;なぜFRBの独立性は問題にならないのか ほか)
  • 第4章 インフレ率2パーセント達成後の日本(株式市場はそもそも不安定なもの;インフレで財政問題は大きく好転する ほか)
  • 第5章 10年後の世界経済はこう変わる(金融危機で表出した「恐慌型経済」;アメリカはまだ地盤を取り戻せていない ほか)

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Details

  • NCID
    BB13502818
  • ISBN
    • 9784569814780
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    196p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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