介入するアメリカ : 理念国家の世界観
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書誌事項
介入するアメリカ : 理念国家の世界観
勁草書房, 2013.9
- タイトル別名
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American intervention
介入するアメリカ : 理念国家の世界観
- タイトル読み
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カイニュウ スル アメリカ : リネン コッカ ノ セカイカン
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内容説明・目次
内容説明
さまざまな地域に文字通り「介入する国家」、アメリカ。しかもアメリカは、人びとの意識のなかにも浸透しようとした国家であった。「自らの姿に似せて他国を作り変えようとする衝動」に基づく介入だ。本書では、おもに冷戦後の外交を分析し、「衝動」の輪郭を浮かび上がらせる。
目次
- 二一世紀もアメリカの世紀か
- 第1部 介入と孤立のはざまで(アメリカの理念外交とコソヴォ戦争—人道的介入をめぐるアメリカの言説;リベラル・ホークとは何か—人道的な武力介入論;アメリカにおける国連不信と保守派の言説)
- 第2部 ブッシュ外交の波紋(アメリカの覇権的正義と米欧対立—「力」への依存の衝撃;イラク戦争の脱争点化とブッシュ政権の言説戦略—増派作戦の言説効果の検証;リベラルな帝国是認論—イグナティエフと対イラク武力行使をめぐる論争;中国を見るアメリカの視線—九・一一テロ攻撃後の対中イメージ)
- 第3部 オバマ外交の射程(「アメリカ後の世界」におけるアメリカ外交—オバマ外交の世界認識;「台頭する中国」をアメリカはどのように対象化しているか—「衰退する大国」の対中イメージ;変わる世界とアメリカの東アジア外交—オバマ政権の対北朝鮮政策への影響;「アメリカの衰退」と日米関係—同盟を漂流させないために)
「BOOKデータベース」 より