美学から政治へ : モダニズムの詩人とファシズム

書誌事項

美学から政治へ : モダニズムの詩人とファシズム

石田圭子著

慶應義塾大学出版会, 2013.9

タイトル別名

ファシスト・モダニズムの理論 : 現実の神話化

タイトル読み

ビガク カラ セイジ エ : モダニズム ノ シジン ト ファシズム

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注記

博士学位論文「ファシスト・モダニズムの理論 : 現実の神話化」 (東京藝術大学, 2008年) を大幅に書き直したもの

内容説明・目次

内容説明

オーストリア、ドイツ、イギリスにおける20世紀初頭の代表的なモダニズム詩人の詩をとりあげ、彼らの芸術運動の核心にある、もっとも政治的イデオロギーと関連がないように思われる「形式」に迫りながら、「芸術」と「政治」の多義的な関係を探る。ファシズムとモダニズムの相互浸透を精緻に分析し、モダニズムの新しいイメージを追求する刺激的論考。

目次

  • 序章 モダニズムは反ファシズムか?
  • 第1章 ホーフマンスタールと保守革命—形姿をめぐって
  • 第2章 ゴットフリート・ベンとナチズム
  • 第3章 T・E.ヒュームの芸術論と原ファシズム
  • 第4章 エズラ・パウンドとイタリア・ファシズム
  • 結び

「BOOKデータベース」 より

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