新編土左日記
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新編土左日記
おうふう, 2013.9
- Other Title
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The Tosa diary
土左日記 : 新編
土佐日記 : 新編
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シンペン トサ ニッキ
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Note
底本: 青谿書屋本 (東海大学附属図書館桃園文庫蔵)
参考文献: p84-122
英文解説: p123-138
Description and Table of Contents
Description
『土左日記』は、紀貫之(八六八?〜九四五)が任国を船出し呻吟の末帰京するまでを、女性の視点に仮託して綴ったわが国初の仮名による日記文学。次代の女流文学を領導する先駆となった貫之唯一の散文作品。本書の特色は、従来『源氏物語』等で実践されてきた言説分析の成果に基づき、本文の分析(地の文・内話文・会話文・草子地・移り詞・自由間接言説・自由直接言説等)と注解を行っていることにあり、解説部分を英訳することで国外にも視野を開いた。
Table of Contents
- 男もすなる「日記」といふものを、女も
- 某の年の十二月の二十日あまり一日の日の
- 廿二日に、「和泉の国まで」と、平らかに
- 廿三日。「八木のやすのり」といふ人あり
- 廿四日。講師、馬の鼻向けしに出でませり
- 廿五日。守の舘より、呼びに文持て来た
- 廿六日。なほ、守の舘にて、饗応し罵りて
- 廿七日。大津より浦戸を指して漕ぎ出づ
- 廿八日。浦戸より漕ぎ出でて、大湊を追ふ
- 廿九日。大湊に泊れり。医師、ふりはへて〔ほか〕
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