書誌事項

地図で読み解く日本の戦争

竹内正浩著

(ちくま新書, 1036)

筑摩書房, 2013.10

タイトル読み

チズ デ ヨミトク ニホン ノ センソウ

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注記

参考文献: p281-284

内容説明・目次

内容説明

日常に欠かせない便利な「地図」と、軍事との密接な関係、血塗られた歴史を想像するのは難しい。だが、地図情報は誕生以来つねに国家権力が独占し、戦争と不可分のものだった。地図が戦争の勝敗をわけるし、その作成のためには密かに敵国に潜入、秘密測量するなど、まさに命懸けの作業が必要である。じっさい、大戦時の日米両軍の地図は精度に天地の差があったし、これまで幾人もの測量員が殉職している。地図には、国のありようが、はっきりと現れるのだ。日本史の転換点を地図にさぐり、歴史に埋もれた残酷なエピソードを発掘する!

目次

  • 第1章 地図と世界観
  • 第2章 軍事と地図情報
  • 第3章 外邦図と日清戦争
  • 第4章 日露戦争と測量
  • 第5章 シベリア出兵と大正期の地図
  • 第6章 地図と情報戦
  • 第7章 「大東亜戦争」と地図
  • 第8章 自衛隊の地図

「BOOKデータベース」 より

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