文明と教養の「政治」 : 近代デモクラシー以前の政治思想

書誌事項

文明と教養の「政治」 : 近代デモクラシー以前の政治思想

木村俊道著

(講談社選書メチエ, 561)

講談社, 2013.10

タイトル別名

文明と教養の政治 : 近代デモクラシー以前の政治思想

タイトル読み

ブンメイ ト キョウヨウ ノ「セイジ」 : キンダイ デモクラシー イゼン ノ セイジ シソウ

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内容説明・目次

内容説明

宮廷社会や文明社会を舞台としたヨーロッパの初期近代では、一九世紀以降とは異なる、人文主義的な政治が展開されていた。そこでは、マナーや教養、レトリック、シヴィリティが重要視された。しかしフランス革命と産業化を迎えてのち、デモクラシーの浸透とともに、人文主義的な政治マナーは衰退してしまう。アダム・スミス、ベイコン、ヒューム、ハーバーマスなどの論考を参照し、実践知の政治学に光を当てる。

目次

  • 第1章 政治における教養と技術(デモクラシーの歴史?;可能性の技術;政治と教養)
  • 第2章 実践知の政治学(人文主義の伝統;レトリック;思慮)
  • 第3章 文明の作法(デモクラシー以前の教養と作法;宮廷という舞台;シヴィリティ;文明社会)
  • 第4章 失われた政治学(チェスターフィールドという「型」;文明の転位;近代における政治と作法;政治における「型」)

「BOOKデータベース」 より

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