言葉のゆくえ : 明治二〇年代の文学

書誌事項

言葉のゆくえ : 明治二〇年代の文学

谷川恵一著

(平凡社ライブラリー, 798)

平凡社, 2013.10

タイトル別名

言葉のゆくえ : 明治二〇年代の文学

言葉のゆくえ : 明治20年代の文学

タイトル読み

コトバ ノ ユクエ : メイジ ニジュウネンダイ ノ ブンガク

大学図書館所蔵 件 / 89

この図書・雑誌をさがす

注記

1993年平凡社選書の一冊として刊行されたもの

内容説明・目次

内容説明

医学、論理学、法学…西洋新来の「文明」の言葉、女訓書、作法書、新聞三面記事…開花の時代を生き延びようとする新旧の言説たち。明治初年の言語の大土木工事に投入された多様な言葉から「近代文学」が生まれた。一葉「十三夜」、二葉亭「浮雲」、鴎外「舞姫」などのうちに、その生成の現場を読む。いくつもの言説がひとつのテキストを編みあげる異形の動態に、つぶさに立ち合う、名著の再登場!

目次

  • アナザー・ナイト—一葉「十三夜」
  • うつろな物語—一葉「大つごもり」
  • わたしの病い—広津柳浪『残菊』
  • 行為の解読—『浮雲』の場合
  • 心臓
  • 病いのありか—「舞姫」における「ブリヨートジン」と「パラノイア」
  • 声のゆくえ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ