わが心のカツラの木 : 滅びゆくアイヌといわれて

書誌事項

わが心のカツラの木 : 滅びゆくアイヌといわれて

北原きよ子著

岩波書店, 2013.9

タイトル読み

ワガ ココロ ノ カツラ ノ キ : ホロビユク アイヌ ト イワレテ

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著者の肖像あり

内容説明・目次

内容説明

拝啓中曽根総理大臣様—。「日本は単一民族国家」との首相発言に関東ウタリ会から送られた手紙。今も返事を待つ。民族問題として人々の意識が逸らされるが、実態は人権問題そのもの。主権在民の憲法が脅かされる今、アイヌ一女性が語る個人史は、苦悩の中で思考する日々の随筆であり、抑圧の根源に人権侵害があることを浮き彫りにする。

目次

  • 第1章 余市から新冠へ転々と
  • 第2章 職場を通して知る社会
  • 第3章 関東で暮らし始めて
  • 第4章 伝わらないアイヌの心
  • 第5章 ひとりひとりが主権者に

「BOOKデータベース」 より

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