アメリカン・ルネサンス : 批評の新生
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書誌事項
アメリカン・ルネサンス : 批評の新生
開文社出版, 2013.10
- タイトル別名
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The American Renaissance : criticism regenerated
アメリカンルネサンス
- タイトル読み
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アメリカン・ルネサンス : ヒヒョウ ノ シンセイ
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注記
欧文タイトルはブックジャケットによる
文献あり
内容説明・目次
内容説明
ポー、ホーソーン、メルヴィル、エマソン、ソローなどの古典作家、さらには同時代の女性や黒人文学の隠れた地層を掘り起こし、次世代につながる批評の鉱脈を切り開く。マシーセンを受け継ぎ、深化させ、乗り越える意欲的論文集。
目次
- 第1部 アメリカン・ルネサンスの起源と軌跡(沼地とアメリカン・ルネサンス—ナット・ターナー、ドレッド、ホップ・フロッグ;ソローとダニエル・ウェブスター—『コッド岬』のサブテクスト;「どこかほかの場所の市民」となること—「税関」の鷲と『緋文字』における個人と共同体の関係;エマソンからジェイムズへ—プラグマティックな視点からの比較的考察)
- 第2部 アメリカン・ルネサンスの女性像再考(ポーにおけるミソジニーの伝統;ヘスター再考—女性、デカルト、超絶主義的思考の陥穽;創作への旅—旅行記作家としてのソファイア・ピーボディ・ホーソーン;沈黙する女性たち—メルヴィルの言語観を探る)
- 第3部 黒人のアメリカン・ルネサンス(ホーソーンと船乗りたち—環大西洋奴隷貿易との関連をめぐって;フレデリック・ダクラス『ナラティヴ』における黒人主体形成と意味作用;ブラック・ノイズとしての「ベニート・セレーノ」—メルヴィルとアフリカ的想像力;マーティン・ディレイニーの脱アメリカ—『ブレイク』におけるネグリチュード)
- 第4部 アメリカン・ルネサンスのレトリックと文体(ポーの文体とその翻訳可能性をめぐって;ナサニエル・ホーソーン『七破風の屋敷』の気遣う語り手;エイハブの涙)
- 第5部 アメリカン・ルネサンスと日本(浦賀の「流星」とプロヴィデンス—ペリーとホーソーンと日本開国;ホーソーンと夏目漱石;歴史と時間におけるアンビヴァレンス—メルヴィル、ポーと批評、反復、日本)
「BOOKデータベース」 より