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国境

黒川創著

河出書房新社, 2013.10

完全版

タイトル読み

コッキョウ

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注記

『国境』 (メタローグ, 1998年刊) を大幅改訂の上、増補したもの

文献あり

内容説明・目次

内容説明

名著新生。文学と歴史の「失われた環」が、そこに残っている。漱石が、植民地「満洲」で果たしていた、知られざる使命。鴎外が、「うた」に隠した、戦場での真実と良心の疼き。異国語としての「日本語」を生き、抗った、数多くの作家たち。あくなき資料検証と、深い思索がひらいた、未踏の日本語文学史。

目次

  • 漱石・満洲・安重根—序論に代えて
  • 漱石が見た東京
  • 居心地の悪い旅のなかから
  • 漱石の幸福感
  • それでも、人生の船は行く
  • 国境
  • 月に近い街にて—植民地朝鮮と日本の文学についての覚え書き
  • 輪郭譚
  • 洪水の記憶
  • 風の影
  • 漂流する国境—しぐさと歌のために

「BOOKデータベース」 より

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