町村合併から生まれた日本近代 : 明治の経験
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町村合併から生まれた日本近代 : 明治の経験
(講談社選書メチエ, 563)
講談社, 2013.11
- タイトル読み
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チョウソン ガッペイ カラ ウマレタ ニホン キンダイ : メイジ ノ ケイケン
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注記
本書は平成25年度専修大学研究助成・個別研究「一九世紀日本における村落社会の変動」の研究成果の一部。
索引あり
内容説明・目次
内容説明
明治七年の町村数約七万八千、明治二二年の町村数一万六千弱。明治の大合併、それは新たな境界線を社会に引く試みだった。あいつぐ町村からの異議申し立て、合併後も紛争を抱える自治体…近世の地縁的・身分的共同体というモザイク状の世界から、近代の大字‐市町村‐府県‐国家という同心円状の世界へ。府藩県三治制、大区小区制、そして明治二二年の大合併にいたる「地方制度」の変遷をたどりながら、近代社会そのものを問い直す。
目次
- はじめに 境界を持たない社会・境界を持つ権力
- 第1章 江戸時代の村と町
- 第2章 維新変革のなかで
- 第3章 制度改革の模索
- 第4章 地方と中央
- 第5章 市場という領域
- 第6章 町村合併
- むすび 境界的暴力と無境界的暴力
「BOOKデータベース」 より