書誌事項

蘭学と日本語

杉本つとむ著

八坂書房, 2013.10

タイトル別名

The Dutch impact on modern Japanese language

タイトル読み

ランガク ト ニホンゴ

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注記

索引: 巻末p2-8

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

江戸時代、蘭学は西洋の知識をもたらしただけではなく、ことばの変化をも準備した!蘭学者や通詞(通訳)たちの功業の、知られざる側面に光をあてた、長年にわたる研究の精粋をあつめた一冊。『乾坤奇観』(吉雄南皐閲)シーボルト蒐集“日本の書物目録”など、貴重な資料を影印版で収録。

目次

  • 第1部 中野柳圃と言語研究(中野柳圃『西音発微』の考察—国語学史上の一発見;現代文法用語の翻訳と考察—中野柳圃、蘭語研究の精華;中野柳圃『蘭学生前父』の考察—日蘭対照比較語法研究の出発点;宇田川玄随『蘭学秘蔵』と中野柳圃の蘭語研究)
  • 第2部 蘭語研究・翻訳と近代日本語の創造(近代日本語の成立—洋学との関連において;近世における外国語の摂取とその影響—近代日本語史の一断面;翻訳と近代日本語の形成;近代日本語の標章—デアル体の発生と展開;尾張藩蘭学の祖—吉雄南皐『訳規』と翻訳法)
  • 第3部 蘭語研究・学習と新資料(新井白石と“蘭語”の学習;山路之徽、蘭語学習と世界地理学—蘭学史上の一発見;前野蘭化と蘭文句読法・諺の考察—新資料、『和蘭点例考』・『思思未通』をめぐって;高野長英と蘭文典の学習—新資料『繙巻得師』をめぐって;高橋景保編『亜欧語鼎』の編述—アジア・ヨーロッパ語対訳辞典;小関三英論—書翰と文典断片(新資料)の考察)
  • 余論 H.ドゥーフと蘭日辞典訳編の史的意義—日蘭友好の金字塔
  • 第4部 欧文篇

「BOOKデータベース」 より

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