バタイユ : 呪われた思想家
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バタイユ : 呪われた思想家
(河出ブックス, 065)
河出書房新社, 2013.11
- タイトル読み
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バタイユ : ノロワレタ シソウカ
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内容説明・目次
内容説明
人間は裂け目から生まれたのであり、われわれとは開かれた傷口なのだ—二十一世紀になってなお思想史に異様な光芒を放ち続けるバタイユ。傷口=裂け目という主題からその全体を透視して、これまでのバタイユ像を一新するとともに、不定形なるものとしての人間の極限と芸術の根源をあらわにする。世界的水準の最も過激で最も鮮烈な思想=芸術論にして迷妄に満ちた現在に捧げる、バタイユ入門の決定版。
目次
- 序 裂傷の思想家バタイユ
- 第1章 開かれた傷口—内的体験の視覚的対象
- 第2章 裂け目から生まれる芸術、そして人間—『ラスコーあるいは芸術の誕生』をめぐって
- 第3章 不定形の…
- 第4章 二つの身体
- 第5章 傷口としての写真
- 第6章 低次唯物論から変質へ
- 第7章 無頭の絵画—アンドレ・マッソン
- 第8章 絵画という開かれた傷口—『マネ』をめぐって
- 結 芸術と共同性
「BOOKデータベース」 より