武士道の名著 : 日本人の精神史

Bibliographic Information

武士道の名著 : 日本人の精神史

山本博文著

(中公新書, 2243)

中央公論新社, 2013.11

Title Transcription

ブシドウ ノ メイチョ : ニホンジン ノ セイシンシ

Note

参考文献: p207-208

Description and Table of Contents

Description

武士道とは何か。武士はいかに生き、死すべきなのか—。戦乱の世が生み出した軍学書『甲陽軍鑑』『五輪書』から、泰平の時代の倫理書『山鹿語類』『葉隠』へ。そして、幕末維新期の吉田松陰、西郷隆盛へと連なるサムライの思想水脈を経て、武士道を世界に知らしめた新渡戸稲造まで。日本人必読の名著12冊で知る、高潔にして強靱な武士の倫理と美学。章末には、各書から選りすぐった人生指南の「名言」を付す。

Table of Contents

  • 総論 武士道、その精神と系譜
  • 小幡景憲『甲陽軍鑑』江戸時代初期—軍学第一の書
  • 柳生宗矩『兵法家伝書』寛永九年(一六三二)—柳生新陰流の奥義
  • 宮本武蔵『五輪書』寛永二十年(一六四三)—必勝の思想
  • 山鹿素行『山鹿語類』寛文五年(一六六五)—武士の職分とは何か
  • 堀部武庸『堀部武庸筆記』元禄十五年(一七〇二)—武士の一分を貫く
  • 山本常朝『葉隠』宝永七年〜享保元年(一七一〇〜一六)—「死狂い」の美学
  • 新井白石『折りたく柴の記』享保元年(一七一六)—古武士の風格
  • 恩田木工『日暮硯』宝暦十一年(一七六一)—為政者の理想の姿
  • 佐藤一斎『言志四録』文政七年〜嘉永六年(一八二四〜五三)—朱子学と陽明学の合体
  • 吉田松陰『留魂録』安政六年(一八九〇)—至誠にして動かざる者なし
  • 西郷隆盛『西郷南洲遺訓』明治二十三年(一八九〇)—義に生きる
  • 新渡戸稲造『武士道』明治三十三年(一九〇〇)—理想の日本人論

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  • 中公新書

    中央公論社 1962-

    Available at 1 libraries

Details
  • NCID
    BB14067791
  • ISBN
    • 9784121022431
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    208p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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