仏像入門
著者
書誌事項
仏像入門
(ちくま学芸文庫, [イ49-1])
筑摩書房, 2013.12
- タイトル別名
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仏像 : その語りかけるもの
- タイトル読み
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ブツゾウ ニュウモン
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注記
『仏像 : その語りかけるもの』 (浄土宗1977年刊) を改題・増補・改訂して文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
仏像は観賞の対象ではなく、信仰の対象である。しかしその美しさゆえ、向き合う際には、信仰という最も基本的な部分が抜け落ちてしまいがちになる。それでは何度見ても仏像の真の姿を理解することはできない。本書では如来、菩薩、天部、明王、童子、羅漢、高僧、石仏それぞれの仏像の持つ意味をよく伝える写真を収録し、その背後にある仏教思想を平易な言葉で解説する。法隆寺・百済観音像や広隆寺・弥勒菩薩像といったよく知られる仏像の他、今はなき地蔵院・阿〓(しゅく)如来像や法然の一周忌に弟子・源智が造立したことが近年判明した阿弥陀如来像等、東西四十四体の仏像を紹介。巻末に交通案内を付す。
目次
- 仏像の中の真実の仏(福島 願成寺)
- みかえりの阿弥陀さま(京都 禅林寺)
- 差別なきみ仏「九体仏」(京都 浄瑠璃寺)
- 語りかけるみ仏(鎌倉 浄光明寺)
- 愚かさを気づかせてくれた仏像(横須賀 浄楽寺)
- 任せきれる忘却の精神(奈良 法隆寺)
- 悩める夢をいやすみ仏(奈良 法隆寺)
- 暗闇を照し続ける菩薩(奈良 薬師寺)
- 報恩謝徳の仏(浄土宗)
- 永遠を凝視する変化の仏(大阪 葛井寺)〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より