美食家の誕生 : グリモと「食」のフランス革命

書誌事項

美食家の誕生 : グリモと「食」のフランス革命

橋本周子著

名古屋大学出版会, 2014.1

タイトル別名

美食家の誕生 : グリモと食のフランス革命

La naissance du gourmand : Grimod de la Reynière et la Révolution française

タイトル読み

ビショクカ ノ タンジョウ : グリモ ト 「ショク」 ノ フランス カクメイ

大学図書館所蔵 件 / 182

この図書・雑誌をさがす

注記

学位請求論文「グリモ・ド・ラ・レニエールと「美食家」の誕生 : フランス革命前後における食行為に関する研究」(京都大学, 2012年) に加筆訂正を施したもの

略年譜: 巻末p7

『美食家年鑑』内容一覧: 巻末p8-17

参考文献: 巻末p18-31

内容説明・目次

内容説明

大革命後のフランス美食文化の飛躍をもたらした“食べ手”による美食批評は、レストランガイドの起源となる一方、それにとどまらない深遠な美食観を宿していた。『美食家年鑑』の著者グリモを通して、“よく食べる”とはどのようなことかを探究した美味しい力作。

目次

  • 悪徳から美徳へ—「グルマン」概念の変遷
  • 第1部 深遠なる美食の世界—文人グリモ(年鑑の伝統と美食批評の誕生;食べる技芸、料理技芸 ほか)
  • 第2部 近代デモクラシー社会と美食文化—観察者グリモ(グリモと一九世紀フランスの食文化史;食べる身体)
  • 第3部 食卓のユートピア—思想家グリモ(グリモにおける「美食家」概念;フランス革命前後の政治・社会とグリモ ほか)
  • 第4部 グリモ以降の美食文学とブリヤ=サヴァラン(流行する美食文学;ブリヤ=サヴァランの「国民的」美食)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ