賃上げはなぜ必要か : 日本経済の誤謬
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書誌事項
賃上げはなぜ必要か : 日本経済の誤謬
(筑摩選書, 0086)
筑摩書房, 2014.2
- タイトル別名
-
賃上げはなぜ必要か : 日本経済の誤謬
- タイトル読み
-
チンアゲ ワ ナゼ ヒツヨウ カ : ニホン ケイザイ ノ ゴビュウ
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注記
参考文献: 巻末pi-v
内容説明・目次
内容説明
日本経済が力強さを取り戻せない。その原因は、過剰な企業貯蓄にある。90年代以降、企業は国内投資と人件費を抑制し、内部留保を増大させた。その結果、経済全体の資金循環が大幅に狂った。経済を正常に戻すには、賃上げを行い、資金循環の再始動が必要だ—。本書では、市場メカニズムを分析し、(苦しまぎれの金融政策ではなく)労働市場を通じて経済を動かす方法を考える。正統的なマクロ経済学者による、大胆で現実的な日本経済論。
目次
- 第1章 成長と循環のあいだ
- 第2章 増大する非正規労働者をどうとらえるか
- 第3章 ミドルの不満と閉塞の構造
- 第4章 要塞化する日本企業
- 第5章 自分を見失った政府
- 第6章 少子化と家庭の変容
- 第7章 立ちすくみの構造
「BOOKデータベース」 より