ケベックとカナダ : 地域研究の愉しみ
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書誌事項
ケベックとカナダ : 地域研究の愉しみ
彩流社, 2014.1
- タイトル別名
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Quebec and Canada : the pleasure of area studies
- タイトル読み
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ケベック ト カナダ : チイキ ケンキュウ ノ タノシミ
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内容説明・目次
内容説明
かつて「アメリカ研究の余白」ととらえられていたカナダ。しかし、そこには固有の歴史、文化、人々の営みの「物語」が書き込まれている!カナダ、なかでも「北米のフランス文化圏」ケベックの歴史、表象、そしてこれからの研究のあり方といった様々な視点から考察。
目次
- 第1部 カナダ/ケベック研究事始め—シンポジウム報告より(多文化共生を語る—日本から見たケベック;ケベックにおける“開かれたライシテ”—“ともに生きる術”;カナダ研究の軌跡—ディレンマのなかのカナダ研究)
- 第2部 カナダとは?ケベックとは?(ヌーヴェル・フランス史における西部進展—その変遷と葛藤についての一考察;カナダ—神話不在の文学的世界?;ヌーヴェル・フランスとその歴史的遺産—マリー・ド・レンカルナシオンの時代に触れて;オタワ—カナダの首都文化をめぐる想い;アイデンティティの“危機”か新しい“調和”か—ケベックにおける『ブシャール=テイラー委員会報告』の投げかけるもの;ケベックとカナダ—連邦議会の「ネイション」決議をめぐる覚え書き)
- 第3部 表象から探る(アンリ・ジュリアンの描いたカナダ—ケベック人の「絵画主義」の視点から;歴史像の“発明”—初期カナダのイメージはどう表現されたか;絵画とアイデンティティ—一九世紀ケベックからの問いかけ;美意識におけるケベックと江戸文化—ポーランド・カナダ学会報告からの覚え書き)
- 第4部 地域研究者の独り言(ケベック研究のおもしろさ—地域研究の視点から;カナダ研究はどこへ行く?—グローバルな視点から;カナダ研究の今昔—若きカナディアニストへ)
「BOOKデータベース」 より