枕草子 : 現代語訳
著者
書誌事項
枕草子 : 現代語訳
(岩波現代文庫, 文芸 ; 235)
岩波書店, 2014.2
- タイトル別名
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大庭みな子の枕草子
現代語訳枕草子
- タイトル読み
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マクラノソウシ : ゲンダイゴヤク
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注記
『大庭みな子の枕草子』(講談社, 2001年10月)として刊行されたもの
内容説明・目次
内容説明
『枕草子』は、日本の代表的な随筆文学。各章段のテーマは、自然、儀式、文学、宮廷内の事件と、作者清少納言の旺盛な好奇心の趣くまま、様々である。物事への好悪のはっきりした個性と、鋭敏な感覚、連想を次々に繰り出し、リズミカルな文体で書き継がれ、読む者を飽きさせない。千年前のひとりの女性の偽らない心の動きは、今もなお新鮮である。大庭みな子の訳文は、作者の息遣いを伝える、彩り豊かなものになっている。
目次
- 四季の美しさ(第一段)—春はあけぼの
- 中宮がお産のために(第八段)—大進生昌が家に
- 命婦のおとどという名のねこ(第九段)—うえにさぶらう御ねこは
- 清涼殿のはなやかさ(第二三段)—清涼殿の丑寅のすみの
- 女の生き方(第二四段)—おいさきなく
- 興ざめなものは(第二五段)—すさまじきもの
- いやな、にくらしいもの(第二八段)—にくきもの
- どきどきするもの(第二九段)—こころときめきするもの
- 過ぎた日の恋しくなつかしいもの(第三〇段)—すぎにしかた恋しきもの
- 七月のある朝のこと(第三六段)—七月ばかりいみじうあつければ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より