摩擦する「母」と「女」の物語 : フランス近代小説にみる「女」と「男らしさ」のセクシュアリティ

書誌事項

摩擦する「母」と「女」の物語 : フランス近代小説にみる「女」と「男らしさ」のセクシュアリティ

高岡尚子著

晃洋書房, 2014.1

タイトル別名

Entre la mère et la femme : sexualité féminine et masculinité dans les romans français du XIXe siècle

摩擦する母と女の物語 : フランス近代小説にみる女と男らしさのセクシュアリティ

タイトル読み

マサツ スル ハハ ト オンナ ノ モノガタリ : フランス キンダイ ショウセツ ニ ミル オンナ ト オトコラシサ ノ セクシュアリティ

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注記

仏文タイトルはジャケットによる

参考文献: 巻末p9-16

内容説明・目次

内容説明

「子ども」たちはごまんと登場する。だが、その「子ども」たちは、彼らが書かれるために存在するのではなく、「女」が「母」になる瞬間として描かれるのだと。本書が注目するのは、それゆえ、「母」になる「女」がその過程で経なければならない「身体」の経験、そして「セクシュアリティ」の問題である。

目次

  • 第1部 「母」と「女」のセクシュアリティ(「母」は「女」か?;「娘」と「妻」・「妻」と「母」のあいだ;「産まない妻」とその身体;「浮気をする妻」とその子どもの可能性;母と娘・娘の母)
  • 第2部 「男らしさ」と「女」たちの立場(「男らしさ」をめぐって;生き残った軍人たち—ホモソーシャルの十九世紀;世紀病の男と年上の女;母の息子たち)

「BOOKデータベース」 より

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