ある幕臣の戊辰戦争 : 剣士伊庭八郎の生涯

書誌事項

ある幕臣の戊辰戦争 : 剣士伊庭八郎の生涯

中村彰彦著

(中公新書, 2256)

中央公論新社, 2014.2

タイトル読み

アル バクシン ノ ボシン センソウ : ケンシ イバ ハチロウ ノ ショウガイ

注記

参考文献: p233-237

図版出典: p238

内容説明・目次

内容説明

名門・伊庭道場の嫡男に生まれた八郎は、卓越した剣の腕を買われ、将軍家茂の親衛隊に加わる。だが戦乱は間近に迫っていた。八郎は新設された遊撃隊に属し、鳥羽・伏見の戦いを皮切りに各地を転戦。東下する新政府軍を迎え撃った箱根の戦闘では左手首を失う不運に見舞われる。のち蝦夷地で旧幕府軍に合流し、死の間際まで抗戦を続けた。天才剣士を戦いへ駆り立てた思いとは何だったのか。二十六年の短くも鮮烈な生涯を描く。

目次

  • 第1章 伊庭の麒麟児
  • 第2章 奥詰衆から遊撃隊へ
  • 第3章 鳥羽・伏見の敗戦
  • 第4章 「上総義軍」の成立
  • 第5章 箱根戊辰戦争
  • 第6章 雌伏の時
  • 第7章 五稜郭に死す

「BOOKデータベース」 より

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