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国家と社会

杉田敦編

(岩波講座政治哲学, 4)

岩波書店, 2014.2

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コッカ ト シャカイ

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注記

参考文献: 各章末

収録内容

  • ル・ボン : 群衆の登場 / 杉田敦著
  • ウェーバー : カリスマの来歴と変容 / 野口雅弘著
  • ソレル : 主体の変容と想像力 / 金山準著
  • 多元的国家論 : 伝統と革新による自由の実現 / 早川誠著
  • ケインズの政治哲学 : 経済学における社会と国家 / 間宮陽介著
  • 二〇世紀前半のマルクス主義 : 「等価性の世界」における形式と規律 / 西永亮著
  • ヘゲモニー論の系譜学 : グラムシと現代政治思想 / 中村勝己著
  • シュミット : 自由主義批判のジレンマ / 大竹弘二著
  • ハイデガー : 存在論的政治の可能性 / 小林正嗣著
  • シュトラウス : 著者の責任と読者の責任と / 飯島昇藏著

内容説明・目次

内容説明

二〇世紀前半には、既存の秩序の自明性が失われ、あらゆる前提が疑われた。この時期、政治社会への大衆の参入という新たな条件に対応すべく、さまざまな理論が噴出し、複雑に絡み合う様相を呈した。政治的主体のあり方、市場/国家関係、そして決定論と自由の相克等をめぐる多様な構想を問い直しつつ、現代の政治を理解する手がかりを探る。

目次

  • 1 大衆と組織(ル・ボン—群衆の登場;ウェーバー—カリスマの来歴と変容;ソレル—主体の変容と想像力)
  • 2 自由主義と社会主義(多元的国家論—伝統と革新による自由の実現;ケインズの政治哲学—経済学における社会と国家;二〇世紀前半のマルクス主義—「等価性の世界」における形式と規律 ほか)
  • 3 共同性と政治(シュミット—自由主義批判のジレンマ;ハイデガー—存在論的政治の可能性;シュトラウス—著者の責任と読者の責任と)

「BOOKデータベース」 より

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