ダンスシューズで雪のシベリアへ : あるラトビア人家族の物語
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書誌事項
ダンスシューズで雪のシベリアへ : あるラトビア人家族の物語
新評論, 2014.3
- タイトル別名
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Ar balles kurpēm Sibīrijas sniegos
- タイトル読み
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ダンス シューズ デ ユキ ノ シベリア エ : アル ラトビアジン カゾク ノ モノガタリ
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注記
原著(初版2001年)の2008年版を使用して翻訳
訳出にあたり、ダルキーアーカイヴ英語版(2009年)も参照し、両者間に異同ある場合は原則として原語版を準拠
年表・家族の動きと歴史的背景: p372-385
参考文献: p386-392
内容説明・目次
内容説明
現在、欧州議会議員を務める著者は、強制追放のためにシベリアの寒村に生まれ、スターリンの死後の「雪解け」を機に、4歳の時に両親に連れられて祖国ラトビアの地を初めて踏んだ。本書は、独立回復以降に入手可能となった公文書や、家族の日記とシベリア体験者の声をもとに、旧ソ連における大量追放の犠牲となった家族の足跡を追い、追体験する自伝的な作品。歴史に翻弄される個人の悲運を浮き彫りにし、バルト三国の近代史に残る傷跡に光をあてる。
目次
- 前兆
- 占領
- 追放
- 私の祖父ヤーニス
- ヴィヤトラグの十字架
- ラトビアにおける戦争
- 銃殺か、もしくは無罪を
- 強制移住と飢餓
- 変化
- 祖母エミリヤ
- 無法者の家族
- ママが雨水で髪を洗ってくれる
- これ以上子どもを貢ぎはしない
- 長い家路
「BOOKデータベース」 より