異端の皇女と女房歌人 : 式子内親王たちの新古今集
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書誌事項
異端の皇女と女房歌人 : 式子内親王たちの新古今集
(角川選書, 536)
KADOKAWA, 2014.2
- タイトル別名
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異端の皇女と女房歌人 : 式子内親王たちの新古今集
- タイトル読み
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イタン ノ コウジョ ト ニョウボウ カジン : ショクシ ナイシンノウ タチ ノ シンコキンシュウ
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注記
主要参考文献: p242-251
内容説明・目次
内容説明
中世初頭に生まれた和歌の黄金期、この空先絶後の和歌の隆盛の陰には、社会の規範や畏れを乗り越えていった歌人たちがいた。皇女という枠を突き破り、時には荒ぶる言葉で「私」を描いた式子内親王、和歌を厳しく突き詰め短い人生を駆け抜けた宮内卿、歌道家の期待を一身に背負い、誇り高く純粋に生きた俊成卿女—。帝王・後鳥羽院の期待をこえる活躍をし、後世にまで影響を及ぼした新古今歌人たちの姿を明らかにする。
目次
- 第1章 権力者と才女たち—二百年をはさんで見る(『源氏物語』の時代—道長と女房文化;後鳥羽院の時代へ—帝王がひらいた黄金期)
- 第2章 式子内親王—後鳥羽院が敬愛した皇女(若きころの式子—斎院として、内親王として;和歌への情熱と精進—式子の百首歌と贈答歌 ほか)
- 第3章 女房歌人たち—新古今歌壇とその後(王権と女房歌人—規制と超越のはざま;後鳥羽院の革新—女房の専門歌人の育成 ほか)
- 第4章 女性歌人たちの中世—躍動と漂流と(「女歌」をめぐって—さまざまな言説;変遷する世—女院と女房歌人のゆくえ)
「BOOKデータベース」 より