熊の歴史 : 「百獣の王」にみる西洋精神史
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熊の歴史 : 「百獣の王」にみる西洋精神史
筑摩書房, 2014.3
- タイトル別名
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L'ours : histoire d'un roi déchu
熊の歴史 : 百獣の王にみる西洋精神史
- タイトル読み
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クマ ノ レキシ : 「ヒャクジュウ ノ オウ」ニ ミル セイヨウ セイシンシ
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注記
原著 (Paris : Edition du Seuil, 2007) の全訳
典拠・書誌: 巻末piii-xviii
内容説明・目次
内容説明
西洋キリスト教が“王=熊”に仕掛けた苛烈な戦いの歴史。ヨーロッパで太古から無敵の動物として崇められていた熊は、宗教権力や政治勢力などによって追い詰められ、そのイメージを打ち砕かれ、ライオンに王座を奪われていく。この転落の歴史を、豊富なエピソードとともに描き出す西洋精神史の壮大なドラマ。
目次
- 畏敬された熊—旧石器時代から封建時代まで(最初の神?;百獣の王;人類の祖先)
- 闘いを挑まれた熊—シャルルマーニュからサン・ルイまで(野獣より強い聖人;悪魔に引き寄せられる熊;ライオンの戴冠式)
- 王位を剥奪された熊—中世末から現代まで(侮辱された動物;君主の想像、婦人たちの幻想;山から博物館へ)
- 熊の反撃
「BOOKデータベース」 より