幕末・明治期における日本漢詩文の研究

書誌事項

幕末・明治期における日本漢詩文の研究

合山林太郎著

(研究叢書, 444)

和泉書院, 2014.2

タイトル別名

幕末明治期における日本漢詩文の研究

幕末・明治期の漢文学の研究

タイトル読み

バクマツ・メイジキ ニオケル ニホン カンシブン ノ ケンキュウ

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注記

博士論文「幕末・明治期の漢文学の研究」 (東京大学, 2012年) に基づき加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

漢詩文は、幕末・明治期において我が国における主要な文学様式の一つであり、漢詩人たちを中心に巨大な文化圏を形成していた。近世期以降、蓄積された詩学の伝統のなかでの技術的成熟、近代という新たな社会がもたらす環境の変化、様々な要素が複雑に絡み合うこの時期の漢文学の動向を、数多くの新資料を用いて読み解く。

目次

  • 第1部 幕末・明治期の社会と漢詩文文化(漢文による歴史人物批評—幕末昌平黌関係者の作品を中心に;明治初期の漢詩と結社—旧雨社をめぐって ほか)
  • 第2部 幕末・明治初期における漢詩の潮流と漢詩壇の動向(性霊論以降の漢詩世界—近世後期の日本漢詩をどう捉えるか;幕末京坂の漢詩壇—広瀬旭荘・柴秋村・河野鉄兜 ほか)
  • 第3部 森槐南と新世代の漢詩人たち(幕末・明治初期の艶体詩—森春涛・槐南一派の詩風をめぐって;漢詩における明治調—森槐南と国分青〓(がい) ほか)
  • 第4部 野口寧斎の生涯と文学(野口家一族と幕末の文人社会—寧斎の祖父良陽・父松陽について;野口寧斎の前半生 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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