十九世紀フランス哲学
著者
書誌事項
十九世紀フランス哲学
(文庫クセジュ, 989)
白水社, 2014.4
- タイトル別名
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La philosophie en France au XIXe siècle
十九世紀フランス哲学
- タイトル読み
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19セイキ フランス テツガク
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注記
監修: 川口茂雄
原著 (Paris : PUF, 1998) の全訳
〈十九世紀フランス哲学〉関連年表: p174-183
参考文献: 巻末pvi-viii
内容説明・目次
内容説明
華麗で猥雑な、そして残酷な十九世紀フランス。時代を追いながら各哲学者の思想を浮き彫りにすることにより、革命後の混乱を描写。また、多くの人名をとりあげ、それぞれの豊富な情報を提供することで百花繚乱の思想家群像を描いている。関連年表、人名・事項索引を収録。
目次
- 第1章 あの“革命”をどう解釈する? 一七八九〜一八三〇年(イデオロジー学派 大革命・ナポレオン時代の思想家群像;スピリチュアリスム 十九世紀フランス哲学のひとつの本流;伝統主義“革命”の負の遺産を清算せよ;“新キリスト教”—新たな社会をめがける閃光)
- 第2章 スピリチュアリスムと実証主義 一八三〇〜四八年(スピリチュアリスム—七月王政下でのクザン派の展開;宗教と進歩—サン=シモン主義、連帯、メシアニスム;オーギュスト・コントの“実証主義”)
- 第3章 批判的撤退 一八四八〜七〇年(貧困の哲学—プルードン、所有と無政府主義;悪の詩—ボードレール、ヴィニー、ユゴー;スピリチュアリズムとリベラリズム—クザン派の黄昏、その遺産;“新‐批判哲学”;“ヘーゲル主義者たち”)
- 第4章 諸々の達成、諸々の再生 一八七一年〜世紀転換期(実証主義の確実性と不確実性—生物学・進化論・科学主義;“反省哲学”—フランス現代哲学の黎明;科学史の哲学—数理と科学のエピステモロジーへ向けて;生の哲学、行為の哲学)
「BOOKデータベース」 より