角筆のひらく文化史 : 見えない文字を読み解く
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角筆のひらく文化史 : 見えない文字を読み解く
岩波書店, 2014.3
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カクヒツ ノ ヒラク ブンカシ : ミエナイ モジ オ ヨミトク
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
210.029||Ko12110056967
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参考資料: p277-279
Description and Table of Contents
Description
「角筆」とは、尖った先端を紙などに押し当てて凹ませ、文字や符合や絵を書く用具であり、書かれたものが見えにくいという性質から、鉛筆の普及以前には、漢籍や仏典の訓点、下書き、秘密の記録など多様に用いられていた。半世紀以上にわたり日本全国および中国・韓国で数多くの角筆文献を掘り起こしてきた著者が、角筆の世界のもつ広がりを解き明かす“文字の文化史”。
Table of Contents
- 第1部 日本国内での発見(白紙の手紙—高野長英脱獄の意志表示;白紙の記録—記録に託した真情;白紙の遺書—平井収二郎角筆に込めた真情;江戸時代の全国の方言—方言史をひらく ほか)
- 第2部 東アジアへの広がり(労幹先生—漢代木簡の角筆文字を追う;敦煌文書の角筆文字—中国の角筆紙文書;韓国の角筆文献—ヲコト点の源流;角筆で書いた新羅語の発見—片仮名の先蹤)
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