統合失調症
著者
書誌事項
統合失調症
(エビデンス・ベイスト心理療法シリーズ, 4)
金剛出版, 2014.3
- タイトル別名
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Schizophrenia
- タイトル読み
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トウゴウ シッチョウショウ
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注記
監訳: 岸本年史
監修: 貝谷久宣, 久保木富房, 丹野義彦
巻末に参考図書と文献あり (p73-94)
内容説明・目次
内容説明
いかにすれば統合失調症を抱える人々に最善の治療やサービスを届けることができるか。著者らは、統合失調症が単一疾患であると証明されるにはその特質や原因について未解明のことが多いことと、脳の生理学的障害としてすべてのケースで薬物療法を適応することは決して最上ではないことがエビデンスとして知られていることに重きを置き、統合失調症の現在の概念とその治療を概説する。そのなかでも特に心理学的治療に焦点を当てているが、これは、統合失調症患者は認知や技能の多面的な障害を呈しており、薬物療法と協働するバランスのとれた心理療法が効果があるためである。また、リカバリー概念についても触れ、クライエント自身が自己の生活の意味を発見して生活を有意義に送れるように援助することの大切さを説く。統合失調症とはなにか、いかに治療されるべきか、という現在進行形の対話に明確な方向を示す一書である。
目次
- 1 解説
- 2 統合失調症の仮説とモデル
- 3 診断と治療
- 4 治療
- 5 症例スケッチ
- 6 参考図書
- 7 文献
- 8 付録:ツールと資料
「BOOKデータベース」 より