遠野物語 : 遭遇と鎮魂
著者
書誌事項
遠野物語 : 遭遇と鎮魂
岩波書店, 2014.3
- タイトル別名
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遠野物語遭遇と鎮魂
- タイトル読み
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トオノ モノガタリ : ソウグウ ト チンコン
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注記
本書における『遠野物語』の底本: 角川ソフィア文庫(2012年)
文献あり
内容説明・目次
内容説明
「要するにこの書は現在の事実なり」。震災以降、東北の古層をひもとく書物としてあらためて注目された古典に、心理学、民俗学、国文学など多彩な分野の書き手が、新たな読みを提示する。
目次
- 1 「遭遇」という主題(出会いのトポス—描かれた山と人間;『遠野物語』と意識の成立;近代と前近代の狭間で消え去るお話たちのお話—「狼」話群からみた「遠野物語の意識」)
- 2 物語の豊饒を継いで(異人は遊ぶ;抒情詩としての『遠野物語』—もう一つの言葉の可能性をめぐって;「語ることのできないもの」—物語と共同性 ほか)
- 3 鎮魂の物語第九九話を読む(九九話の女—遠野物語と明治三陸大津波;和解について;福二の三度の喪失 ほか)
「BOOKデータベース」 より