戦争と政治の間 : ハンナ・アーレントの国際関係思想

著者

書誌事項

戦争と政治の間 : ハンナ・アーレントの国際関係思想

パトリシア・オーウェンズ [著] ; 中本義彦, 矢野久美子訳

岩波書店, 2014.3

タイトル別名

Between war and politics : international relations and the thought of Hannah Arendt

戦争と政治の間 : ハンナアーレントの国際関係思想

タイトル読み

センソウ ト セイジ ノ アイダ : ハンナ・アーレント ノ コクサイ カンケイ シソウ

大学図書館所蔵 件 / 全177件

この図書・雑誌をさがす

注記

原著(Oxford University Press, 2007)の全訳

引用・参考文献: 巻末p7-35

内容説明・目次

内容説明

二十世紀を代表する政治思想家、ハンナ・アーレント（一九〇六〜七五）。彼女は、暴力は言葉を奪い、政治の死をもたらすと主張する一方で、人間が最も政治的になる究極の瞬間として戦争を讃え、しばしば読む者を混乱させた。暴力と権力、戦争と政治、偽善、嘘、人道主義…。アーレントが喚起した戦争をめぐる理論的問題を鮮やかに読み解き、国際関係論にその思想を位置づけた画期的論考。

目次

  • 第１章　暴力と権力、政治と戦争
  • 第２章　戦争において誰が開示されるのか—歴史、戦争、物語
  • 第３章　ブーメラン効果—全体戦争の帝国主義的起源について
  • 第４章　「無罪であることの危うさ」—戦争と法律
  • 第５章　偽善に対する憤り—人権のためのリベラルな戦争
  • 第６章　シュトラウス、嘘、イラク戦争を超えて—新保守主義批判
  • 第７章　人道主義的条件？戦争とグローバルな公共性の構築について

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ