ヨーロッパ史のなかの裁判事例 : ケースから学ぶ西洋法制史
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書誌事項
ヨーロッパ史のなかの裁判事例 : ケースから学ぶ西洋法制史
ミネルヴァ書房, 2014.4
- タイトル別名
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Fälle aus der Rechtsgeschichte
- タイトル読み
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ヨーロッパシ ノ ナカ ノ サイバン ジレイ : ケース カラ マナブ セイヨウ ホウセイシ
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注記
監訳: 小川浩三, 福田誠治, 松本尚子
原著 (München : C.H. Beck, c2007) の全訳
内容説明・目次
内容説明
本書は、ヨーロッパ史における18の裁判事例を詳解し、各時代の法律家が、それぞれの時代や体制の枠組みの中で、どのような論理をもって事件を扱い、当時の制度・手続きが判決にどのような影響を及ぼしたのかを検証。時代は古代から19世紀末まで。関わる人物はハインリヒ獅子公やフリードリヒ大王から市井の人々まで。宗教や所有権、相続などをめぐる多様な判例をもとに、法のあり方を分析している。
目次
- ディオニシア対カイレモン事件—ローマ時代のエジプトにおける法的紛争の一事例
- クリウス事件—生まれなかったか、死ななかったか、あるいは「死んだ仮説を抹殺することはできない」
- 生まれながらの自由人か、それとも被解放自由人か—ユスタの裁判
- 狼にくわえられた豚—『学説集』第41巻第1章第44法文
- ユリアヌスと物権契約の発見
- ロータル2世の婚姻紛争—その主役たち、および、彼らそれぞれの視角
- ハインリヒ獅子公に対する訴訟
- 哀しき王孫—アゾ第13質疑におけるブルタニュのアルテュル
- 婚姻と嫁資と死
- 忘れっぽい代弁人—中世後期の裁判に関するケーススタディ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より