加工食品には秘密がある
著者
書誌事項
加工食品には秘密がある
草思社, 2014.4
- タイトル別名
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Pandora's lunchbox : how processed food took over the American meal
- タイトル読み
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カコウ ショクヒン ニワ ヒミツ ガ アル
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内容説明・目次
内容説明
賞味期限を過ぎた加工食品はどうなるの?著者が実験してみると結果は「何も変わらない」。腐敗もせず虫もわかず、色も匂いも変わらない。これはいったい何?私たちは、いったい「何」を食べているの?著者はさまざまな加工食品の現場を訪ね歩き、最新技術で生産される「工業製品」の実態をつぶさに取材した。化学の力で延々と長持ちする食材が不思議なほど増量され、天然には存在しない匂いをつけられ、「健康によい」人工的な要素が添加されて人気の食品として人びとの食卓に並ぶ。現代人がほんとうは知っておくべき「食の現実」を、詳細な取材をもとに平静な筆致で描きつくす。
目次
- 第1章 不気味なサイエンス—「食品」の形にする
- 第2章 旗を振る化学者—「安全で健全な食品」
- 第3章 不朽のチーズを求めて—プロセスチーズが変えたもの
- 第4章 押出成形と膨化—箱入りシリアルの秘密
- 第5章 ハンプティ・ダンプティ、元どおり—「ビタミン」はどこから来るか
- 第6章 化学の力でよりよい暮らしを—わけのわからぬ添加物
- 第7章 大豆の未来図—工場製の植物油
- 第8章 水増しされた肉—こんなところに大豆蛋白
- 第9章 なぜ鶏肉に鶏肉の風味をつけるのか—「香料」の魔術
- 第10章 健康的な加工食品—ちょっぴり健康的に
- 第11章 お家でのんびり、もぐもぐ—「調理不要」という魅力
「BOOKデータベース」 より