日中韓の武将伝
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日中韓の武将伝
(アジア遊学, 173)
勉誠出版, 2014.3
- タイトル読み
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ニッチュウカン ノ ブショウデン
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注記
一部章末に参考文献あり
収録内容
- 「義貞軍記」と武士の価値観 / 佐伯真一
- 江戸時代の武将伝の問題系 / 井上泰至
- 後藤又兵衛と堺 / 高橋圭一
- 〈薩琉軍記〉にみる武将伝 / 目黒将史
- 描かれた異国合戦 : 『絵本朝鮮軍記』『絵本和田軍記』の挿絵について / 藤沢毅
- 朝鮮軍記物浄瑠璃作品における武将・小西行長像 / 原田真澄
- 日本漢詩文に見る楠正成像 : 諸葛孔明との関連において / 長尾直茂
- 三国志の軍神像(関羽) / 渡邉義浩
- 王守仁 : いくさを嫌った名将 / 小島毅
- 道教における武神の発展 : 元帥神を中心に / 二階堂善弘
- 中国の兵書 / 湯浅邦弘
- 東アジアにおける『三国志演義』の受容と展開 : 朝鮮の事例を中心に / 染谷智幸
- 近代韓国語小説『壬辰兵乱清正実記』について / 金時徳
- 英雄型武将の原型、金庾信 (キムユシン) / 鄭在珉
- 文治政権下の武人像、林慶業 / 鄭炳説
内容説明・目次
内容説明
戦争が生み出す英雄は、リスクを取って勝利する物語の魅力を放つ。またその戦略や統率のモラルは教育、会社、ひいては国家を考える重要な視角にもなりうる。漢字文化圏であると同時に、個別に花開いていった日・中・韓の武将伝の「偏差」を浮かび上がらせ、三者を比較することにより、文化伝播の様相を総体的かつ相互交流的に捉える。
目次
- 日本 武将・武士(『義貞軍記』と武士の価値観;江戸時代の武将伝の問題系;後藤又兵衛と堺;“薩琉軍記”にみる武将伝;描かれた異国合戦—『絵本朝鮮軍記』『絵本和田軍記』の挿絵について;朝鮮軍記物浄瑠璃作品における武将・小西行長像)
- 中国 軍略家・武神(日本漢詩文に見る楠正成像—諸葛孔明との関連において;三国志の軍神像(関羽);王守仁—いくさを嫌った名将;道教における武神の発展—元帥神を中心に;中国の兵書)
- 韓半島 救国の英雄(東アジアにおける『三国志演義』の受容と展開—朝鮮の事例を中心に;近代韓国語小説『壬辰兵乱清正実記』について;英雄型武将の原型、金〓(ゆ)信;文治政権下の武人像、林慶業)
「BOOKデータベース」 より