越境する英米文学 : 人種・階級・家族

著者

書誌事項

越境する英米文学 : 人種・階級・家族

新井英夫 [ほか] 著

音羽書房鶴見書店, 2014.2

タイトル別名

越境する英米文学 : 人種階級家族

タイトル読み

エッキョウ スル エイベイ ブンガク : ジンシュ カイキュウ カゾク

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注記

参考文献あり

その他の著者: 辻祥子, 細川美苗, 森有礼

収録内容

  • 女性の権利の擁護の影に : 『移住者たち』に見られるイギリス体制批判とその限界 / 細川美苗著
  • 『ヴァルパーガ』にみられるゴドウィンの影響 : 歴史とロマンスについて / 細川美苗著
  • 『時の人』は男か女か? : ハリエット・マーティノーが描く「解放」の物語 / 辻祥子著
  • トランスアトランティック・ダグラス : 「ヒロイック・スレイヴ」に見られる再生の証 / 辻祥子著
  • 屋根裏の狂女、大西洋を渡る : ウェブスターにおける女性、人種、そして優生学 / 森有礼著
  • カラーブラインド・フォークナー? : 『アブサロム・アブサロム!』と『エルサレムよ、我もし汝を忘れなば』における「白人に成りすました男達」 / 森有礼著
  • ジョージ・オーウェルの出発点としての『ビルマの日々』 : ジレンマを抱えた帝国主義意識を巡って / 新井英夫著
  • 読みかえの物語としての『遠い山なみの光』 : エツコの自己物語によるケア / 新井英夫著

内容説明・目次

目次

  • 第1章 ギルバート・イムレイ(Gilbert Imlay 1754?‐1828?)女性の権利の擁護の影に—『移住者たち』に見られるイギリス体制批判とその限界
  • 第2章 メアリ・シェリー(Mary Shelley 1797‐1851)『ヴァルパーガ』にみられるゴドウィンの影響—歴史とロマンスについて
  • 第3章 ハリエット・マーティノー(Harriet Martineau 1802‐1876)『時の人』は男か女か?—ハリエット・マーティノーが描く「解放」の物語
  • 第4章 フレデリック・ダグラス(Frederic Douglass 1818‐1895)トランスアトランティック・ダグラス—「ヒロイック・スレイヴ」に見られる再生の証
  • 第5章 ジーン・ウェブスター(Jean Webster 1876‐1916)屋根裏の狂女、大西洋を渡る—ウェブスターにおける女性、人種、そして優生学
  • 第6章 ウィリアム・フォークナー(William Faulkner 1897‐1962)カラーブラインド・フォークナー?—『アブサロム・アブサロム!』と『エルサレムよ、我もし汝を忘れなば』における「白人に成りすました男達」
  • 第7章 ジョージ・オーウェル(George Orwell 1903‐1950)ジョージ・オーウェルの出発点としての『ビルマの日々』—ジレンマを抱えた帝国主義意識を巡って
  • 第8章 カズオ・イシグロ(Kazuo Ishiguro 1954‐)読みかえの物語としての『遠い山なみの光』—エツコの自己物語によるケア

「BOOKデータベース」 より

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