東南アジア大陸部山地民の歴史と文化
Author(s)
Bibliographic Information
東南アジア大陸部山地民の歴史と文化
(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所歴史・民俗叢書, 9)
言叢社, 2014.4
- Other Title
-
The history and culture of upland peoples in mainland Southeast Asia
山地民の歴史と文化 : 東南アジア大陸部
- Title Transcription
-
トウナン アジア タイリクブ サンチミン ノ レキシ ト ブンカ
Available at / 66 libraries
-
Library, Institute of Developing Economies, Japan External Trade Organization図
AA||323.1||T218888628
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
欧文タイトルは巻末による
文献: 各章末
Description and Table of Contents
Description
中国雲南省からタイ、ラオス、ミャンマーにわたる国境地帯。そこでは中国および東南アジアの王朝国家の影響を受けつつ、幾つもの「盆地国家」が生まれ、その版図に接する山地民(民族)の諸文化との交錯が、この地域の歴史・文化をつくってきた。いまなお古代的様相さえうかがえる諸民族・諸集団の政治的霊威、暮らしのダイナミズムをとらえる総合的な調査・研究報告書。国境なき山地民の暮らしから、「地域」の歴史と文化をみる。
Table of Contents
- 変わる山地民の歴史像(山地民から見た国家と権力—ラフの例から;ラワ‐タイ関係をめぐるナラティブとメタ・ナラティブ;雲南西南部タイ人政権における山地民の役割—一七九二年〜一八三六年ムン・コーンにおける国内紛争から読み取れる史像;「周縁」からみた仏教史—シャン州仏教史の試み;山地民にとっての文字—中国雲南省ワ族の事例から)
- 家族の歴史(タイにおけるユーミエンの家族構成の社会史—合同家族から核家族へ;タイ文化圏における低人口増加率の検討—一九七一年から二〇〇六年におけるラオス北部の一村の経験から)
- 農耕の技術(山地民としてのタイTay—ラオスにおける生産技術の諸相から)
by "BOOK database"