アジアの出産と家族計画 : 「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治
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書誌事項
アジアの出産と家族計画 : 「産む・産まない・産めない」身体をめぐる政治
勉誠出版, 2014.3
- タイトル別名
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Childbirth and family planning in Asia : the politics of women's reproductive bodies
アジアの出産と家族計画 : 産む産まない産めない身体をめぐる政治
- タイトル読み
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アジア ノ シュッサン ト カゾク ケイカク : 「ウム・ウマナイ・ウメナイ」 シンタイ オ メグル セイジ
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文献一覧: 各章末
収録内容
- 20世紀後半アジアにおけるリプロダクションの展開 / 小浜正子 [著]
- 「産む・産まない・産めない」と日本の戦後 : 女たちの人生 / 田間泰子 [著]
- 「日本一」の出生率と沖縄の子産み : 日米支配と家父長制下の家族計画 / 澤田佳世 [著]
- 「一人っ子政策」前夜の中国農村 : Q村における「生まない」選択の登場 / 小浜正子 [著]
- 国家プロジェクト、医療マーケットと女性身体の間 : 中国農村部における病院分娩の推進 / 姚毅 [著]
- 「リプロダクションの文化」としての家族計画 : ネパールにおける生殖統制の条件 / 幅崎麻紀子 [著]
- ラオスにおける「生殖コントロール」の様相 : 女性の健康プロジェクトとしての導入 / 嶋澤恭子 [著]
- 医療化された出産への道程 : 韓国の「圧縮された近代」 / 松岡悦子 [著]
- 日本における不妊をめぐる身体政治 : 不妊治療費への健康保険適用と公費助成を例に / 白井千晶 [著]
内容説明・目次
内容説明
人が子供を産み育てて世代をつなぐ営みは、古来繰り返されてきた。そのあり方は、地域によって時代によって大きく異なっている。アジア各国・各地域の20世紀後半から現在までのリプロダクション—生殖の変化を跡づけ、比較の視野のもとに、その意味を多元的に考察する。
目次
- 1 戦後「日本」の生殖における国家と女性(「産む・産まない・産めない」と日本の戦後—女たちの人生;「日本一」の出生率と沖縄の子産み—日米支配と家父長制下の家族計画)
- 2 中国農村における出産の国家化と医療化(「一人っ子政策」前夜の中国農村—Q村における「生まない」選択の登場;国家プロジェクト、医療マーケットと女性身体の間—中国農村部における病院分娩の推進)
- 3 アジアの家族計画における援助と国家と女性(「リプロダクションの文化」としての家族計画—ネパールにおける生殖統制の条件;ラオスにおける「生殖コントロール」の様相—女性の健康プロジェクトとしての導入)
- 4 医療化する生殖(医療化された出産への道程—韓国の「圧縮された近代」;日本における不妊をめぐる身体政治—不妊治療費への健康保険適用と公費助成を例に)
「BOOKデータベース」 より