三島由紀夫における「アメリカ」
著者
書誌事項
三島由紀夫における「アメリカ」
彩流社, 2014.5
- タイトル別名
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三島由紀夫におけるアメリカ
- タイトル読み
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ミシマ ユキオ ニオケル 「アメリカ」
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注記
博士論文 (東京大学, 2011年度提出) をもとにしたもの
参考文献: p302-323
内容説明・目次
内容説明
「女性」的な「日本」を表象した川端文学に対し、「男性」的な「日本」を表象した三島文学。「日本」は三島理解の重要な概念であるが、じつは、「アメリカ」に、三島理解の重要な鍵があった!若き韓国の研究者が、隣国から見た三島由紀夫の「アメリカ」とは?
目次
- 序章 三島由紀夫と「アメリカ」
- 第1章 「花ざかりの森」における「アメリカ」—「貴族の瞳」から眺められる「アメリカ」と「アメリカ」の「日本」
- 第2章 『金閣寺』における「アメリカ」—占領期の「アメリカ」表象という問題
- 第3章 『鏡子の家』における「アメリカ」—「日本」のなかの「アメリカ」から「日本」の外の「アメリカ」へ
- 第4章 『美しい星』における「アメリカ」—米軍基地の「跡」としての「日本」に残された「アメリカ」
- 第5章 『音楽』における「アメリカ」—「精神分析」を通して変わっていく「アメリカ」と「日本」
- 終章 三島由紀夫の「アメリカ」から見えてくるもの—「文化」への問いかけから見えてくる「人間」の在り方
「BOOKデータベース」 より